Philosophy
本当の時計修理を
提供したい。
時代に取り残されたとしても。
これはトップページに書かれている言葉の意訳です。
慣例的に似た使われ方をしますが『オーバーホール < 修理』であり、オーバーホール(分解掃除)と時計修理では意味合いが全く違います。
オーバーホールとは分解・洗浄・注油・調整であり、定期的に必要となるメンテナンスの事です。
単純な部品交換を含む程度の作業はオーバーホール+αの範疇であり、時計が正常に動くと言う意味では時計修理に間違いありませんが、それを"修理"と呼ぶ事に冷めた違和感を抱いています。
本当の時計修理とは、部品交換程度では直らない、或いは部品調達が行えない場合にも、時計師が培ったスキルやテクニックを駆使し"修理"対応する技術であり、オーバーホールはその工程の1つに過ぎません。
現代や将来において地味で非効率な技術その物が”前時代的”な過去の物として淘汰される可能性も否定できませんが、お客様にご満足頂ける実直な時計修理を弊社が存続する限り提供し続けます。